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ママが見たもの&おいしい時間

今朝、私が病室に着くと、次女は体を拭いてもらい、昨日の手術の後に着ていた前合わせの寝巻き(?)から自分のパジャマに着替えさせてもらうところでした。
ちょっと腫れぼったくて不満そうな顔^^;
また発熱していて、8度台。
『お腹痛い?眠れた?喉渇いた?』矢継ぎ早に質問をしても、とってもスローに言ったことは
『おばさんたちがうるさい!!非常識すぎる。ほんっとにウザイ!!』
同室のおば様2名の大きな喋り声にかなりお冠でした^^;
まあ、確かに、検査で1泊入院した人と、退院できるかどうかの大腸検査のために、トイレとベッドを往復するおば様は、顔を合わせると大きな声で喋っていらっしゃって・・・。
私も思わず『少し静かにしていただけませんか?』と言いそうになったぐらい(汗)

次女はお腹の痛みはないものの、痛み止めを定期的に入れる背中に通したままのチューブと尿のチューブが痛いのと気持ち悪いのでかなり不快な感じです。
それでも、少しでも早く治るようにと自分で寝返りを打ったり足を動かしたり・・・健気です(涙)
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『手術、どのくらいかかった?卵巣、黒くなっとったんでしょ?』
『え・・・?もう聞いた?N先生に?』
『ううん・・・Y先生(医長)が言っとった』
術前カンファレンスの時、血流がなくて壊死した卵巣は黒くなって・・・そうなると開腹手術に切り替えて・・・という先生の言葉を娘は覚えていたらしく、主治医のN先生に言われる前に薄々気づいていたようです。
『ママね、手術室に呼ばれて咲ちゃんのお腹の中を見たよ。びっくりしたけど、きれいだったよ』
『お腹・・・切ったんじゃね・・・』
『うん・・・でもこのぐらいよ。ホント、少しだけ。先生が一生懸命小さくて済むように頑張ってくれたんだと思うよ』
見る見る次女の顔が歪み、涙がスーッと流れました。
ハグしたかったけど、お腹にひびくといけないので、私は点滴がつながった次女の手を両手で挟んで無言でさすることしかできませんでした。
何か言葉にすると、私まで泣いてしまいそうだったから。
次女が力強く手を握り返してくれました。

それからは背中から入る痛み止めのせいで、うつらうつら寝てばかり・・・。
目を開けると、じっと私が寝顔を見てるので『ごめんね・・・暇でしょ』
わがままな次女が優しい言葉をかけてくれるだけで、私は泣きそうです^^;




前々からドクター夫人と積もる話があったので8日にランチの予定を入れていました。
『咲ちゃんが大変だから、ランチは別の日にしようね』とメールをくれたのですが、娘に言ったら『いいよ。行って来て』と言ってくれてたので、昨日から予約を入れていたのです^^
前にお店まで行って多くて断念したイタリア食堂 メンサヴェッキアです。
幸い、病院から歩いて10分^^
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まーさんが喋りすぎて撮り忘れた外観を(笑)
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メンサランチを頂きました。
私はシーフードマリネのサラダと、大野産アサリのぺペロンチーノをチョイス。
デザートはかぼちゃのプリンとリコッタチーズのタルトでした。

せっかくビタミンカラーのアレンジとおいしいパステルのプリンを持ってお見舞いに来てくれたのに、次女はちらりと目を開けただけで眠ってしまったので、早々に出掛けました。
『いや~~ん・・・白雪姫か眠り姫みたい。痛々しいね』って。
彼女は本当にいつも表現が大げさで笑わせてくれます。
久しぶりにたくさん喋ってモリモリ食べて、笑って泣いて、思い出話までして、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
我が家にはなくてはならないドクターファミリー。
いつも本当にありがとう♪
これでまた病院通いを頑張ります(笑)

次女は今頃、尿のチューブが取れて、各病屋にあるトイレに歩いて行ってることでしょう。
トイレから病室までが遠いとかなり苦になりますが、この病院はそれが軽減されてかなり気に入ってるところです。
あ・・・私が気に入っても仕方ないか^^;
by odorunonki | 2009-04-08 21:03 | 娘たち