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お産ですか?

手術の翌日、お昼には尿の管が取れました。
あれ・・・あんなにしんどいものだった?
確かお産の後もやってたけど、その時はそんなに辛いものだとは思いませんでした。
管を取ってパジャマに着替え、ベッドの上で歯磨きをして・・・早くもその後は歩行です。
お腹にメスを入れないというのは、こんなにも楽なんだ~と痛感しました。
お産のときと同じように会陰切開をされて2針縫っていたんだと知ったのは、その日の夕方消毒をされた時です。
普通にスタスタ歩いて処置室に行った私を見て、驚きの看護師さん。
『痛くないですか?』『何かあったらすぐにナースコールしてくださいね』と言ってもらうんだけど・・・硬膜外麻酔のお陰で定期的に背中から痛み止めが注入されてるので痛みもないし・・・とにかく開放感でスキップができそうな感じでした(笑)
同じように開腹手術じゃない人でも、やっぱり痛みは人それぞれで、硬膜外の痛み止めだけではきかず、1日に何度も痛み止めを服用する人もいるようです。
なんてラッキーな私^^

そして、術後2日目、毎日の日課である消毒のために処置室の前の椅子に座り、順番を待ってたら・・・。
点滴スタンドをガラガラと押して65歳ぐらいのおば様が隣に座ってきました。
『おはようございます^^』と挨拶を交わした後に、その人が言った衝撃の一言。
『お産ですか?』
はい?今なんと??お・・・お産って言った?
『いえいえ、違いますよ~~(爆笑)』
『筋腫?手術は17日?』
『はい、そうです』
『もう尿の管も取れたの?すごく楽そうだけど・・・縫ったとこ痛くないの?』
『はい・・・それが全然^^;』
『筋腫だけ取るのと全摘じゃあこうも違うものなのかしら?』
『あの・・・全摘なんですけど・・・^^;』
『ええーーーーっ!!そうなの?やっぱ若いからなのね・・・。私、こんなに辛いなら手術なんかしなけりゃよかった・・・』
こんなに元気でごめんなさい・・・と謝りたくなるぐらいでした。
あまりに普通にスタスタ歩く私と、腰をかがめ点滴スタンドなしでは歩くこともままならないおば様とは毎日処置室の前で顔を合わせることになりましたが、なんだか本当に申し訳なくて・・・><

しかし、何をどう間違うと私が産婦に見えるのか・・・。
それって若いってこと?出産可能な歳に見えるってこと?
いやいや、お腹がたる~~んとして、ちょっと前まで赤ちゃんがお腹に入ってたように見えるってか?
それは謎ですが、おば様にわざわざ確かめることはしませんでした(爆)
そして、勝手な解釈で前者だということに(笑)
この日は背中の硬膜外のチューブも取れて更に身軽になった私はシャワーが可能になりました。
退院の日まで毎日朝シャワーで、なんとも優雅な1日の始まりになってたわけです^^
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術後2日目にお友達がお見舞いに持って来てくれた大好きなトレモロさんのアレンジ。
下界の暑さではとても長持ちしないであろうこの花たちも、24時間設定温度25.5度という極楽な部屋では驚くほど長持ちで、退院の日まで私を癒してくれました^^

by odorunonki | 2010-08-28 19:53 | わたし