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柑乃雫(かんのしずく)

太陽をたっぷりとあびて育った萩の夏みかん。
もぎたてをそのままゼリーにした柑乃雫を娘のお見舞いにきいちゃんが持ってきてくれました。
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夏みかんのおいしさがぎゅ~~っと詰まったゼリー。
おいしかったなぁ~♪
これをおいしそうに食べてたのはもう1週間前の話。
あれから点滴1日5本生活が続いています。

娘はちょっと変わっていて、自分はお腹ペコペコでも絶飲食で何も口にできないのに、人に食べさせたがるのです。
それで『ちょっと匂わせて~。ううううう~~~~~~ん、おいしそ~~~^^』って^^;
普通、自分が食べられないんだから、そばで食べられると拷問ですよね(笑)
今まで見向きもしなかった料理番組や料理本も大好きになり、ついには新しいノートを持ってきて欲しいと言うので、英単語でも書いて覚えるのかと思いきや、治ったら食べたいものを片っ端から書いていたんです(爆)

辛いことばっかり・・・。
でも、娘は本当に前向きです。
私はこの娘の入院で、彼女の頑張りを思い知らされました。
6キロ痩せて、ボーーーンと張りのあった立派なお椀型の胸はしょぼしょぼになってしまったけど、逆に張ってて嫌だったお尻が小さくなってラッキー♪と笑う、親バカですがそんな娘が大好きです。




1週間の長い絶飲食を経てレントゲンを撮ったところ、閉塞部分はなさそうだと言うこと。
やったぁ~!!
が、今は外科の先生と婦人科の先生ふたりの指示を仰いでる身^^;
外科的所見はどうなんだ?
しっかり確認したいということで、午前に1件ある外科の先生の手術終了後、造影剤を使って小腸造影検査をすることになりました。
造影剤が『死ぬほどまずかったーーーーー』と言う娘の隣で
『閉塞部分はなくなって、造影剤がきれいに流れるのを確認できたから、これで便が出るはず。
それを確認したら、明日から流動食ね』と笑顔で先生が言ってくれました。
ああ・・・・これですぐに手術というのはなくなった♪♪

これまで病院食は絶対に食べないと言う娘にデリバリーをしていましたが、私も心を鬼にして退院までは病院食しか食べさせないことに決めました。
と言うより、これまで痛い目にあったので娘も観念したようです(笑)
これから3回目のチャレンジ。
少し出口が見えたような気がしてきました。
慎重に慎重に・・・退院まで頑張ります!!
by odorunonki | 2009-04-27 21:04 | 娘たち